横山園芸 原種シクラメン 種子

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■品種特性から広がる個体差を楽しむ。
親株は、横山園芸で管理栽培されている選抜個体。
しっかりと体力のある株から採れた原種シクラメン種子。
大株から採取したということは、実生率の高さを意味します。
撒く用土は市販の種まき用土でOK。
種の上から薄くぱらぱらと土を蒔くのがコツ。
暗いところが発芽条件。しばらくは通気性の良いモノをかぶせておく。
発芽までおよそ２～４週間、長いものでは４カ月かかる。
気長に、適度に様子を見ながら過ごす。

■種から育てるということ。
種子から育てるということは発芽したその株の個性を楽しむということ。
必ず親と同じものが出るとは限らず優秀な親株の個性は強く出る可能性はもちろん高いがそれがすべてではない。
逆に親株には見られない独特の癖や色が乗る時も。
実生ならではの楽しみである。

■栽培・保管のワンポイント。
種まき適期は４月～５月と９月～１０月頃。
種をよく洗い乾燥した種は半日程度水に付けてから撒きます。
発芽まではグラエカムで４０日前後、コーム系で８０日前後、レパンダム系は１２０日前後。
種のサイズにもよりますが３号ポットに２０～５０粒程度撒き、
発芽後に葉が込み合う場合は葉が重ならない程度に間引いてください。
種を洗わず発芽抑制物質が落としきれなかったときや、種が古い場合、
種を極度に乾燥させてしまった場合は撒いた翌年以降に発芽することもあります。
発芽後１～２年は夏場も休眠せず生長する場合が多いので風通し・遮光・加湿・乾燥に注意して管理してください。
種まき適期まで保管する場合は乾燥しすぎないように注意しながら冷暗所に置きます。
可能であればジッパー付ビニールなどに入れ冷蔵庫の野菜室などで保管が出来れば理想的です。

※100%の発芽率を保証するものではございません。